センスとは

先月の事だったと思うのですが
朝日新聞の仕事力というコーナーで、
コシノジュンコさんのお話が大変気になりました。

タイトルが「センスとは、状況判断である」
お話の内容は、
このセンスという言葉は、ファッションの業界で
使われる頻度が多いためにおしゃれなことと誤解されがちですが、
実はサッカーのようなスポーツでも使われる用語みたいです。
ボールの来る方向を予測して、どちらの足でどう蹴るか、
今まで積み重ねた経験と訓練によって状況判断が出来、
全てがかみ合ってシュートを入れられる人に対して、
センスがいいと言うのですね。
コシノジュンコさんは、
センスは四つの意味を含んでいると。「感覚的」「経験がある」、
それについての「知識を持っている」。
そして瞬時にどうすべきかの「状況判断が出来る」。
さまざまな体験の貯金があること。
そしてその体験を知識で定着させることですね。
それは身に着けている服装のことではなく、
その人なりに自分を豊かにする努力をしていて、
それを状況に応じて使いこなせる魅力が伝わってくるかどうかなのだと。
つまり、見た目がどうこうというのではなく、人間の総合力とおっしゃってました。

やはり美容師が色々な事柄に興味を持ち、遊び、楽しみ、感じる。
それを自分の引き出しに蓄える。
よく言われることですが、センスを磨くには大事な事なんでしょうね。
当然、本業の知識も大切ですが、それ以外のところにも
お客様を満足させるのには必要な事柄が詰まってそうです。
以前ブログで、全てのお客様に関心を持つと書いていたのですが
これもセンスを磨くには良い経験になっていると思っています。
来年もこの気持ちを大切にし、色々な物事に関心をもっていきたいと思います。

今回飲んだ日本酒１３

滝水流（はやせ）
瀧自慢　特別純米酒

今回から熱燗に挑戦。
こちらのお酒は大変飲みやすく
ぐいぐいいってしまうほどさっぱり。
『百人が１杯飲む酒よりも、
一人が百杯飲みたくなる酒を造りたい！！』
と蔵元は語ります。


最近熱燗をつくるのも大分慣れてきました。
毎日ポカポカいい気分です。（笑）